4Gとは?

近頃スマートフォンのCMでよく見かける4Gとは一体何でしょう。
4Gとは、第四世代移動通信システムのことでITU(国際電気通信連合)が定めているIMT-Advanced規格に適合したワイヤレス通信システムのことです。
現在の3Gの後継規格となるもので、LTE-AdvancedとWiMAX2の2方式があります。

電気通信各社はこの規格の適合を目指し新サービスの開発を進めていますが、2012年11月現在商務省の承認を得ているものはまだありません。
見通しでは2013年~2014年くらいの登場となると思われます。

通信方式への対応や端末機器の対応などかなり開発と準備に時間がかかるため、ワイヤレス通信の各社は4Gを出すまでの間、とりあえず3.9G(4Gには満たないが4Gに近いもの)を展開し始めています。
そして、これらの動きを受けてITU(国際電気通信連合)では、これらの3.9Gも商業上の表記として4Gと呼んでも良いこととしました。
ですから、現在CMなどで「4G」と呼称されているのは厳密な4Gではなく、実際は3.9Gであることを覚えておいて下さい。

さて、そういった中でも、最も早く正式な4Gの承認を得そうなのが、既に総務省に申請済ませているUQコミュニケーションズの「WiMAX2+」でしょう。
2011年5月には標準化を済ませ商品リリースし、2012年中頃にはサービスを開始する予定でしたが、総務省の認可が遅れ今回の衆議院選の影響もあり、おそらく2013年にずれ込んでしまうようです。

そして、この次世代移動通信システムの「4G」が登場するようになるとワイヤレス通信の世界は一変してしまうでしょう。
それは、その通信速度のスゴさにあります。
現在の3.9Gで下り最大75Mbpsもの通信速度が出せ、これはADSLの52Mbpsよりも速く光ファイバーの100Mbpsに届きそうな速度です。
そして、正規4GのWiMAX2+ともなると下り最大165Mbpsで、将来的には更にスピードアップして330Mbpsとなり、これはもう光よりも速く、まるで光ファイバーを持ち歩いている感じになるでしょう。
そのためUQ WiMAXでは、このWiMAX2+のことを「光ワイヤレス」と呼ぶほどです。
wima2速度イメージ
いずれにしろ、もう1~2年もすればWiMAX2+を皮切りにワイヤレス通信各社が続々と正規の「4G」を登場させてくることでしょう。
そうなれば、きっと家庭用の固定網は不要となり「光ワイヤレス」を持ち運ぶ時代へと変わって行くのではないでしょうか。

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